登坂選手(右)から金メダルの説明を受ける児童=高岡市木津小

 リオデジャネイロ五輪レスリング女子48キロ級金メダリストの登坂絵莉選手(28)=高岡市出身、東新住建=は27日、5年ぶりに母校の同市木津小を訪れ、同校の創立40周年記念式典で講演した。金メダルを披露し、児童の質問には丁寧に答え、夢や希望を持ち努力する大切さを伝えた。

 登坂選手は児童、教職員らの拍手で迎えられた。児童から金メダルを取ったときの気持ちを聞かれ、登坂選手は「ずっと目標としていたのでうれしかった。応援してくれたみんなが喜んでくれるのはもっとうれしかった」と話した。

 「気持ちが負けそうになったときはどうしたか」との質問には「ライバルや応援してくれる人の顔を思い出すことで負けちゃだめだと思うようにしている」と語った。児童と腕相撲対決する場面もあった。

 昨年結婚した総合格闘家の夫倉本一真さん(35)も講演を見守り、登坂選手の得意料理は「クラムチャウダー」と答えた。

 登坂選手は児童に金メダルを掛けるなど交流し、最後に「木津小がこれからも子どもの夢と希望をかなえる土台となり、校歌にあるように子どもたちが強く正しく育ってほしい」と呼び掛けた。

 金メダルに触れた前田聖詞君(6年)は「うれしすぎて頭が真っ白になった。メダルの重みに登坂選手の頑張りを感じた」と目を輝かせた。

 記念式典は約440人が出席し、倉谷尚宏校長が式辞を述べ、角田悠紀市長、月安幸三教育振興会長が祝辞を贈った。谷内和彰同窓会長が記念品目録を贈呈し、6年生が同校の歴史を紹介した。

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