記念の盾を受け取る岡部所長(右)=都内

 日本新聞協会の地域貢献大賞表彰式は25日、東京・内幸町の日本プレスセンタービルで行われ、北國新聞販売志雄営業所(宝達志水町)の配達員西塔正樹(さいとう・まさき)さん(65)=同町柳瀬=に「地域貢献賞」が贈られた。西塔さんは1月、大雪で孤立状態となった集落に入って朝刊を配達しながら、被害状況を町に伝え、早期復旧につなげたことが評価された。

 志雄営業所の岡部和也所長が代理で記念の盾を受け取り、「地域に寄り添った活動の積み重ねが新聞の信頼を高めることにつながる」と語った。

 西塔さんは1月、山間部の集落へ続く道が暴風雪に伴う倒木でふさがれている状況を確認。町へ電話連絡するとともに、歩いて朝刊を配り続け、住民の安否も確かめた。

 この活動は町議会で取り上げられ、9月には町と町内の北國新聞販売店4店が防災や防犯、見守りなどに関する連携協定を結んだ。志雄営業所が所属する北國新聞北國会は、石川県と地域見守りネットワーク協定を締結し、地域の異変を行政に連絡することを心掛けている。

 日本新聞協会は新聞販売に携わる人の地域貢献活動を顕彰しており、今年度は地域貢献大賞1件、地域貢献賞7件を選んだ。

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