雪づりが施される庭園の樹木=富山市宮尾の内山邸

 23日の富山県内は西高東低の冬型の気圧配置となって雨が降り、一部で雷を伴い、ひょうが降る所もあった。寒気の影響で日中の気温が上がらず、最高気温は上市町8・0度、南砺高宮9・4度など全10観測地点で平年より2・4~4・0度低く、12月上旬~中旬並みとなった。

 富山地方気象台は24日夕方ごろまで県東部の海上で強風が吹く恐れがあるとして、魚津、滑川、黒部、入善、朝日の5市町に暴風警報を発令した。高潮や高波に警戒を呼び掛けている。

 23日午後9時までの最大瞬間風速は氷見で17・3メートル、朝日町で16・2メートル、南砺高宮で16・1メートルを記録。北陸電力送配電によると、強風による断線や設備不良で、南砺市の岩木、川西、安居、七村滝寺で約240戸、氷見市の小窪、新保、田江、谷屋、早借で約290戸が停電した。

 ●雪に備えを 富山の内山邸「雪づり」

 富山市宮尾の国登録有形文化財「豪農の館内山邸」では、木々の枝を雪の重みから守る「雪づり」の作業が行われ、造園業者が樹木約130本に縄を張り、冬の装いを整えた。

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