大勢の観光客でにぎわう通り=金沢市のひがし茶屋街

  ひがし茶屋街、通り埋め/片町、おでん店に行列

 金沢市中心部は21日、自粛明けの旅行を楽しむ観光客が街にあふれ、NTTドコモの集計によると、日中の香林坊の人出は前日に続いて新型コロナの感染拡大前を約3%上回った。データを公開している昨年5月1日以降、週末の2日間連続で上回るのは初めて。金沢駅の人出も9割程度にまで回復し、観光都市金沢にコロナ前の日常が戻ってきた。

 NTTドコモによると、金沢市香林坊の午後3時時点の人出は、感染拡大前の昨年1月18日~2月14日の休日平均と比べて3・1%増加した。20日も3・6%増だった。

 夜間のライトアップが行われている兼六園には、午後9時までに前日の1万7335人を上回る1万7754人が来園し、ライトアップが始まった今月6日以降での最多を更新した。

 ひがし茶屋街にはそぞろ歩きを楽しむ観光客が続々と訪れ、和装の若い女性や家族連れが通りを埋めた。

 片町周辺では、人気のおでん店やラーメン店の前に長い行列ができ、近江町市場は加能ガニを買い求める旅行者で活気づいた。

 香林坊周辺では順番待ちの車列ができる駐車場もあり、市内を走る県外ナンバーの大型観光バスも増えてきた。

  22日雨、高波注意

 21日の石川県内は最高気温が金沢17・8度など、各地で平年を2~5度ほど上回った。22日は寒冷前線が北陸地方を通過するため、雨が降る見込み。金沢地方気象台によると、同日夜遅くから25日にかけて、日本海はしけや大しけとなる所がある。

 22日の波の高さは加賀3メートル、能登4メートル、23日は加賀5メートル、能登6メートルを予想する。気象台は高波や強風に注意を呼び掛けている。

無断転載・複製を禁じます