団体優勝した日本女子(前列左から佐竹、高木、森、太村の各選手)と2位の男子=アゼルバイジャンのバクー

 アゼルバイジャンで19日に行われた世界トランポリン選手権で、石川県勢の3人で臨んだ女子団体の日本が頂点に立った。故障者が出た影響で大会直前に森ひかる選手(金沢学院大ク)がメンバー入りするなど万全の準備ができず、急造布陣でつかんだ快挙だった。

 【本記 日本女子、団体2連覇】

 かほく市出身の佐竹玲奈選手(東栄工業、星稜高OG)が1番手でトップの得点を出して好発進すると、2番手の森選手がダイナミックな3回宙返りを決め、全体2位の55・555点。重圧がかかる3番手で演技をきっちりと決めた高木裕美選手(以上金沢学院大ク)は台の上で跳びはねて喜んだ。

 森選手は予選落ちに終わった失意の東京五輪後、約1カ月の休養を挟んだが、大車輪の働きを見せ「本番での演技の仕方もだんだん分かってきた」と頼もしく話した。高木選手は「2019年は団体で演技できず、次は自分があの舞台で演技したいという気持ちが強かった。役割を果たせた」と振り返り、佐竹選手は「日本の対応力がプラスに出た」と誇った。

 表彰式では、日本代表を率いる丸山章子日本体操協会トランポリン女子強化本部長(金沢学院大ク監督)、日本代表の太村成見選手(相好ク、金沢学院大クOG)にも金メダルが贈られた。

 個人は20日に準決勝が予定されており、女子は予選2位通過の森、高木、佐竹の3選手が登場する。

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