大勢の観光客でにぎわう新幹線改札口=20日午前10時52分、JR金沢駅

 週末の20日、JR金沢駅では北陸新幹線や特急を使った多くの利用者が降り立ち、コンコースに人があふれた。JR西日本金沢支社によると、東京発金沢行きの「かがやき」「はくたか」の指定席は、午前中を中心に12本が満席となった。新型コロナの感染者が全国的に減少する中、自粛明けで金沢旅行に訪れる観光客の姿が目立った。

 午前11時ごろには18分間に3本の新幹線が到着し、改札前は30分近くにわたって行列ができた。鼓門前では写真撮影する若者の姿が見られた。

 東京都目黒区の会社員坂東塁さん(36)は家族4人で新幹線の早割を使って金沢を訪れた。東京駅から金沢駅までほとんど席が埋まっていたといい、「コロナ前よりも人が多いように感じる」と話した。

 石川県金沢駅観光情報センターによると、センターの利用者は観光支援事業「Go To トラベル」があった昨年の7割程度にとどまるものの、10月以降は週ごとに1、2割増えている。柴田直樹所長は「年末にかけてさらに人が増えてほしい」と話した。

  ●県内青空広がる

 20日の石川県内は高気圧に覆われ、爽やかな青空が広がった。正午までの最高気温は金沢17・3度、輪島15・2度と平年を1~2度上回った。金沢地方気象台によると、県内は午後も晴れや曇りとなる。

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