2個3万3千円で競り落とされた加賀丸いものプレミアム=18日午前6時10分、金沢市中央卸売市場

 能美、小松両市で生産されている「加賀丸いも」の初競りは18日、金沢市中央卸売市場で行われ、最上級品「プレミアム」の2個入り1箱(1・2キロ)が3万3千円で競り落とされた。1個当たりの価格は1万6500円で昨年付けた1万5千円を超え、2年続けて最高値を更新した。

 プレミアムは2017年に設定された最高級品で、大きさがLサイズ(重さ450~600グラム)で、形がよい「特秀」の中から特に優れたものが選ばれる。1千個に1個程度と希少性が高く、専用の出荷箱に入れて主に贈答用に売り出す。

 今年は西洋料理店「ぶどうの木」(金沢市)が購入した。プレミアムは「レ・トネル ぶどうの木」(同市岩出町)で19日まで展示し、20日に同店で出すコース料理に使う。総料理長の米田岳人さんは「加賀丸いもは、どんな調理法でも使える万能の食材。魅力をもっと広めたい」と語った。

 この日は秀品が4~6個(3キロ)入った40箱も競りに掛けられ、1箱3千円で落札された。今年は例年並みの約100トンの出荷を見込む。生産者代表の北本修一さん(64)は「2年続けて最高値を更新し、加賀丸いもの知名度が年々上がっていると実感している」と感謝した。

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