射水市議選で当選した呉松氏(右から2人目)と万歳する柴田氏(中央)や上野氏(左から2人目)=14日、射水市内

 射水市議選で日本維新の会公認の元職呉松福一氏(83)が当選し、県西部で初となる維新の地方議員が誕生した。10月の衆院選では吉田豊史氏が比例復活しており、維新の勢力がさらに拡大した形だ。維新は今後も県内で地方議員増加を狙い、2023年春の県議選などで候補擁立を目指す。

 14日、呉松氏の選挙事務所では当選が決まると、同氏と選対総括責任者の柴田巧参院議員、選対本部長の上野蛍富山市議らが万歳三唱した。

 柴田氏は「衆院選でも議席を獲得でき、追い風が吹いている。来年夏の参院選、再来年の県議選を見据え、これからも候補者を擁立して仲間を増やしたい」と語った。

 県内では2019年参院選で柴田氏、10月の衆院選で吉田氏が当選し、国会議員が2人になった。ただ、県内の地方議員は今年4月の富山市議選でトップ当選した上野氏のみで、県内での地盤づくりが課題だっただけに、呉松氏の当選に勢いづく。

  新たな保守の選択肢

 吉田氏は「これを足掛かりに県内選挙での候補擁立を進める」と強調。維新は全国屈指の「保守王国」と呼ばれる富山で自民に代わる保守の選択肢として浸透を図りたい考えで、柴田氏は県議選について「吉田氏がいる県都・富山市での擁立が最も現実的だ」と述べた。

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