作品を見て回る来場者=南砺市福野文化創造センター

 第46回富山県学生競書展(若竹書道会、富山新聞社主催)は12日、南砺市福野文化創造センターで開幕した。子どもたちの伸びやかで堂々とした筆致や、書の奥深さを感じ取れる力作173点がそろい、来場者を魅了した。

 園児から高校生まで1138点の応募があり、個人部門で大賞に輝いた南砺市吉江中3年の木戸ひかるさん(15)=南砺市殿=の「爲治中別(いじちゅうべつ)」をはじめ、準大賞、特別賞、特選、金賞、銀賞、銅賞に選ばれた入賞作165点と、前回特別賞受賞者の特待生8人の作品が展示された。

 園児と小学生は文字の形にとらわれず、子どもらしく伸び伸びと表現した。中高生は四字熟語や中国歴代の古典を題材に、各書体の持つ筆遣いの特徴をとらえてた秀作を並べた。来場者は多彩な筆致で完成豊かに書き上げられた作品群をじっくりと見て回った。

 併催の特別展覧「’21中国現代名家書画展」には、中国の著名な書家24人による書、画、篆刻(てんこく)の新作が並べられ、来場者の関心を集めた。

 14日まで展示され、同日午後3時から会場で授賞式が行われる。

無断転載・複製を禁じます