瀬戸内さんの著書を並べたコーナー=富山市内の書店

 瀬戸内寂聴さんの訃報を受け、富山県内の書店では12日、著作を集めた追悼コーナーが設けられた。客が足を止めて作品を手に取る様子が見られ、人気の高さをうかがわせた。

 富山市のブックスなかだ掛尾本店では、本棚の中段に「追悼 瀬戸内寂聴さん」と書いたポップを掲示し、95歳の時に刊行した最後の長編小説「いのち」や波乱万丈な恋愛経験をつづった小説「夏の終り」など15作品を並べた。コーナーは12日夕に設け、当面の間は続ける。

 熊田明浩店長(34)は11日から著作の在庫を確かめる電話が次々に入っているとし「多くの人に瀬戸内さんの作品を手に取ってほしい」と話した。

 同市の明文堂書店富山新庄経堂店でも瀬戸内さんの著作を並べたコーナーを設けている。

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