講評に耳を傾ける生徒=高岡市の青井記念館美術館

表彰状を受け取る青井大賞の藤田さん=高岡工芸高尚美会館

  ●絵画、彫刻、工芸、デザイン4部門の入選作

 県内の中学生が計585点の力作を寄せた第28回青井中美展(富山新聞社後援)は12日、高岡市の高岡工芸高附属青井記念館美術館で開幕した。絵画、彫刻、工芸、デザインの4部門で入賞26点を含む入選288点が並び、訪れた人は感性豊かな作品からあふれる創作意欲を感じ取った。

 高岡工芸高尚美会館で行われた表彰式では、青井大賞の藤田有さん(高岡西部中2年)ら入賞者に表彰状が贈られた。あいさつした同校の篠原俊一郎校長は、入選レベルが高い展覧会であることを伝え、「受賞を機により腕を磨き、表現力を高め、持てる才能を開花してほしい」と今後の創作に期待を込めた。

 青井記念館美術館はぐくみ会会長の玉井晶夫審査委員長が「コロナ下での開催だったが、近年でもっとも良い作品が集まった」と講評した。

 引き続き、同美術館で審査員による講評会が開かれた。青井大賞に輝いた藤田さんの絵画「ようこそ」について、審査員は「きれいな色彩、描写から楽しげな雰囲気が伝わる作品で、とても中学生の作品と思えない」と評した。28日まで。

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