小松基地に着陸したF35A=8日午後4時10分

 最新鋭ステルス戦闘機「F35A」8機が8日、航空自衛隊三沢基地(青森県三沢市)から、配備計画のある小松基地に到着した。26日までとどまり、石川県沖の訓練領域「G空域」で、小松基地のF15戦闘機と訓練を行う。航空幕僚監部によると、F35Aが小松に来るのは4回目。

 訓練は9日から土日を除き1日2回実施され、夜間は行われない。所属する基地を離れ、他基地の部隊と訓練する「移動訓練」と呼ばれるもので、小松基地の担当者は「配備計画と今回の訓練は関係ない」としている。

 8日午後3時40分ごろ、F35Aが重低音を響かせながら飛来、次々と滑走路に着陸し、格納庫前に整列した。小松空港展望デッキや基地周辺では航空ファンがカメラを構え、シャッターを切った。

 F35Aは7月、2機が小松市上空を飛行した。基地周辺105町内会でつくる小松飛行場周辺整備協議会(周辺協)の要請に応じた飛行で、周辺住民が騒音を確認した。

 小松基地には2025年度に4機、26年度に8機の配備を計画しており、28年度に20機体制となる見通し。

 ★F35戦闘機 レーダーで捉えにくいステルス性に優れた「第5世代機」と呼ばれ、高い機動力とミサイル探知能力を持つ。米ロッキード・マーチンが開発主体。米空軍仕様のA型、海兵隊仕様のB型、海軍仕様のC型がある。短距離離陸と垂直着陸が可能なB型は新田原基地(宮崎県)に、早ければ2024年に配備される。

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