母親の袋の中で育つカンガルーの赤ちゃん=能美市のいしかわ動物園

 いしかわ動物園(能美市)で1日までに、オオカンガルーの赤ちゃんが母親の袋から顔を出すようになり、かわいい表情が来園者を喜ばせている。

 園によると、カンガルーの赤ちゃんは体長2センチほどの大きさで生まれ、袋の中でお乳を飲んで育ち、5~6カ月後に外に顔を出す。

 生まれた日の特定が難しいため、園では顔出しが初めて確認された10月13日を「誕生日」としている。性別は不明。一日のほとんどは母親の「ピンク」の袋に閉じこもっているが、時折、ひょいと顔をのぞかせ、興味深そうに周囲を見渡す。

 担当者は「顔を見られたらラッキー。袋がもぞもぞ動くのは分かるので、静かに見守ってほしい」と話した。3カ月後には袋の外で過ごすようになる。

  ●10月入園5万人超す

 いしかわ動物園の10月の入園者数が5万2159人となった。10月としては過去3番目の多さで、5万人を超すのは開園2年目の2000年以来、21年ぶり。園はまん延防止等重点措置の解除に伴い、10月1日に営業を再開。外出を控えていた県民の足が向いたとみている。週末の好天にも恵まれた。

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