家族とくす玉を割って当選を喜ぶ嶋川さん(左)=31日午後11時9分、高岡市博労本町の選挙事務所

 31日投開票の高岡市議選で、定数2人超の少数激戦を勝ち抜いた27人が歓喜の中に重責をかみしめた。新人は1万票超えの驚異的な得票でトップを飾った嶋川武秀さん、8千票を超えた出町譲さんをはじめ8人全員が当選。7月に就任した角田悠紀市長と論戦を交わす新たな顔ぶれとなり、それぞれが高岡の発展へ決意を新たにした。

 「高岡の笑顔づくりに精一杯頑張る」。最多得票記録を大きく塗り替えて、トップ当選で初陣を飾った自民推薦の嶋川武秀さんは高岡市博労本町の事務所で力強く決意を込めた。

 午後10時44分、選対幹部が勝利宣言すると、開票を見守っていた支持者から「オー」とどよめきと拍手が沸き起こった。事務所に陣取っていた嶋川さんは万歳し、ガッツポーズで喜びを爆発させた。長男奈武ちゃんがサプライズで登場し、妻佳奈さんと3人でくす玉を割って笑顔を見せた。

 新市発足後、全市域が1区になった2009年以降の最多得票数は前回17年の4556票で、嶋川さんは2倍を超える票を獲得した。嶋川さんは漫才コンビ「母心(ははごころ)」としてテレビやラジオで活躍しており、高い知名度を生かして市全域で支持を集めたとみられる。

 嶋川さんは漫才師としての仕事は続けるものの、当面は市議の活動を優先させる考えで「磨いたスキルを生かして高岡の魅力を発信したい」と意欲を見せた。

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