設置された信号機と撤去される歩道橋(奥)=金沢市若草町の市道

 野田中近くの市道にかかる泉野横断歩道橋(金沢市若草町)が11月下旬に撤去される。「お年寄りが急な階段を上りづらい」「車で市道に合流する際、歩道の一部が階段部分で遮られ、見えにくくなる」といった住民の声に市や金沢中署が対応した。50メートル東にある泉野1丁目東交差点に信号機と横断歩道が新設され、来月4日から運用される。

 泉野横断歩道橋は市が管理していた唯一の歩道橋で、市内の歩道橋は県管理の7カ所となる。

 泉野横断歩道橋は1968(昭和43)年、市道を挟んだ住宅街の往来や泉野小、野田中の児童生徒の利用を見込んで設置された。近年は交通量が減り、通学路でもなくなり、歩道橋を渡る人は少なく、市道を横切って横断する人も目立っていた。住民は安全のため、市や金沢中署に信号機と横断歩道の設置を要望していた。

 金沢中署によると、信号機のない泉野1丁目東交差点交差点の周辺では2016年~今年9月末に交通人身事故が13件発生していた。

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