富山県は27日から、会食や宿泊に関する要請内容を一部緩和する。新型コロナウイルス対策を徹底している施設に限り、会食や県民向け宿泊割り引きキャンペーンの人数制限を求めず、同居家族以外でも5人以上の利用を認める。会食の人数制限を求めないのは昨年10月以来となる。

  テーブルは4人以下 

 5人以上の会食を認めるのは「県新型コロナ安心対策飲食店」で、店内では複数のテーブルを使うなどして4人以下に分かれることを条件とし、大声での会話や席の移動は控えるよう求める。安心対策飲食店の制度は25日現在、3753店が申請し、3642店が認証を受けた。

  県民向け宿泊割、人数制限なくす 

 県民向け宿泊割り引きキャンペーンは「とやま安心の宿」認証施設で、県民や県内在住者のみのグループに限って4人以下の人数制限をなくす。施設内で会食する際は4人以下に分かれるよう要請する。

 県によると、県は昨年10月23日から国の提言に基づき、会食は少人数とするよう呼び掛け始めた。今年4月23日に県独自の警戒レベルが「ステージ2」に引き上げられてからは、同居家族以外での会食は4人以下とするよう要請してきた。

 新田八朗知事は今月4日に「ステージ1」に引き下てから3週間経過しても感染状況が落ち着いた状況が継続しており、社会経済活動の両立を図る観点から要請内容を一部緩和すると説明。「ウイルスが無くなったわけではない。引き続き、うつさない、うつらない行動の徹底をお願いします」と述べた。

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