JR東日本、西日本は26日、北陸新幹線の最上位シート「グランクラス」やグリーン席を利用する際にかかる特別料金を、来年春に3割程度値上げすると発表した。運賃や特急料金は据え置き、金沢から東京までのグランクラス、グリーン席はいずれも1740円高くなる。新型コロナウイルスの影響で利用率が低下したためで、価格を引き上げて収益向上を目指す。

 グランクラス、グリーン席の利用には、運賃、特急料金に加え、利用距離100キロごとに価格が変わる特別料金を支払う必要がある。特別料金の値上げは、消費税増税に伴う料金改定を除くと初めて。

 今回の改定で、運賃、特急料金込みの金沢―東京間は、飲食サービス付きのグランクラスが現行の2万7480円から2万9220円、サービス無しのグランクラスが2万3300円から2万5040円となる。グリーン席は1万9100円から2万840円に上がる。

 JR東は2002年の東北新幹線盛岡-八戸開業時に利用促進のため値下げをしており、今回の値上げでほかのJR各社とほぼ同水準の料金体系となる。一方、JR西日本は直通運転している北陸新幹線のグリーン料金についてはJR東に合わせており、今回改定する。値上げにより、年間で数億~十数億円の増収を見込んでいる。

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