中国の石炭火力発電所=2020年9月(CFOTO=共同)

 【ジュネーブ共同】世界気象機関(WMO)は25日、地球温暖化を引き起こす大気中の二酸化炭素(CO2)の世界平均濃度が、2020年は413・2ppm(1ppmは100万分の1)となり、19年に記録した観測史上最高値を更新したと発表した。新型コロナウイルスの大流行で社会・経済活動が停滞し、化石燃料由来のCO2排出量は前年比で5・6%減となったが、大気中濃度を引き下げるまでの効果はなかった。

 主な温室効果ガスであるメタンと一酸化二窒素も、20年の世界平均濃度がそれぞれ1899ppb(ppbは10億分の1)、333・2ppbと史上最高値を更新した。

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