九回表、2死一塁。適時二塁打を放つ敦賀気比の細川=長野県松本市野球場

八回裏、2死。二塁打を放つ星稜の角谷

 第145回北信越高校野球大会最終日(24日・長野県松本市野球場)決勝が行われ、敦賀気比(福井3位)が星稜(石川1位)に6―0で勝ち、優勝した。春の甲子園(センバツ)の北信越は2枠で、敦賀気比と星稜の出場が確実となっている。出場校を決める選考委員会は来年1月28日に行われ、計32校が選ばれる。

 決勝では、富山県出身の2選手が躍動した。敦賀気比の細川叶人(かなと)(2年)=富山市出身、富山ボーイズOB、=は5点リードの九回2死一塁に代打で出場し、適時二塁打で存在感を示した。星稜の角谷飛雅(ひゅうが)(2年)=氷見市出身、氷見北部中OB、=は八回2死から二塁打を放ち、チームで唯一の長打を記録した。

 ▽決勝

敦賀気比002300001|6
星  稜000000000|0

(敦)上加世田-渡辺(星)武内、中山、マーガード-佐々木▽三塁打 高見澤(敦)▽二塁打 渡辺、細川(敦)角谷(星)

  初4番「気負いなし」

 北信越大会の1回戦、準々決勝、準決勝でいずれも「5番・三塁手」を務めてきた星稜の角谷は、星稜に入って初めて4番に座った。「気負いはなかった」と4打数1安打をマーク。チームは勝負どころでミスが目立ち、「ピンチはチャンスと考える精神力を鍛えていきたい」と気を引き締めた。

 ヤクルト・奥川恭伸投手が星稜高3年の頃のチームをテレビで見て、憧れて入学した。準優勝した夏の甲子園は球場で観戦した。「今度は自分が星稜のユニホームを着て甲子園に行きたい」と大舞台を心待ちにし、攻守の成長を誓った。

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