選挙事務所のある魚津市上村木の商業施設駐車場で行われた出陣式で、約500人(陣営発表)が必勝を期した。上田候補は第一声で国会議員の役割は国の方向付け、選挙区内の自治体の特色を生かすことの二つがあるとし「各市町村の夢やビジョンを実現する手伝いをさせてほしい」と力を込めた。

 総合選対総括責任者の村椿晃魚津市長は「この戦いはわれわれの暮らしをどう前へ進めるか、地方の課題をどう解決するかの選択だ」と訴えた。県市長会副会長の大野久芳黒部市長、岩城晶巳滑川市議会議長、公明党県本部幹事会長の辻靖雄黒部市議、伊藤孝邦県農協中央会長らが激励した。上田候補は選挙区内全市町村で出陣式を行った。

 【横顔】地域の考え強く訴え

 高3の正月、ある討論番組を見て、政治に興味を持った。ロッキード事件で裁判中の田中角栄元首相について肯定派、否定派が意見を戦わせていた。「一つの正解のために勉強していた受験生にとって、相対する論陣に引き込まれた」という。

 早大に進学、多くの政治家を輩出した雄弁会に所属した。元衆院議長の綿貫民輔氏の事務所で政治を学び、卒業後は長勢甚遠元法相の公設秘書として永田町を駆け回った。

 1995年の県議選に出馬し、落選。99年にリベンジし、6期務めた。周囲から後押しを受け遅咲きの国政初挑戦だ。広い選挙区内をきめ細かく回り、初めて見る景色、初めて聞く話に、解決すべき地域課題の多さを肌で実感した。

 「沈黙は金ではない。自らの考え、地域の考えを強く訴え、その声をまとめて形にしていく」と使命感に燃える。極めて真面目に話を進めるが、好きな家庭料理の話題になると相好を崩し「妻の卵焼き、鳥の唐揚げかな」と目を細めた。

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