会見で抱負を述べる木越宗務総長=京都市の東本願寺

 真宗大谷派(本山・東本願寺)は15日、京都市下京区の本山で臨時宗会を開き、事務方トップの宗務総長に金沢教区の木越渉(わたる)氏(64)=かほく市高松、光專寺(こうせんじ)(金沢市此花町)住職=を指名した。同日、大谷暢裕(ちょうゆう)門首が認証し、宗務総長に就任した木越氏は「行財政改革に向け、皆の声を取りまとめて仕事を果たしていきたい」と抱負を述べた。

 石川県内からの宗務総長は、9月に死去した小松市月津町の興宗寺前住職、但馬弘(たじまひろし)氏に続き戦後7人目で、父の木越樹(たつる)氏と親子2代での就任は初めてとなる。

 木越氏は僧侶の代表による宗議会と、門徒代表による参議会での投票を経て宗務総長に指名された。その後、会見に臨んだ木越氏は教団の行財政改革への意欲を示すとともに、「2023年の親鸞(しんらん)聖人御誕生850年、立教開宗800年の節目に向け、しっかり取り組む」と述べた。

 木越氏は大谷大大学院修了。06年に宗議会議員に初当選し、現在5期目。真宗大谷派の閣僚に当たる参務や真宗興法議員団政策調査会長を務めた。

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