チョウや貝を描いた三岸好太郎の作品に見入る児童=砺波市美術館

 砺波市出町小2年生35人が13日、同市美術館で開催中の「貝殻旅行-三岸好太郎・節子展-」(同美術館、富山新聞社、北國新聞社主催)を鑑賞した。洋画家夫婦の代表作82点の多彩な色彩に見入り、絵画の魅力を感じ取った。

 市美術館の創作体験教室「子どもの造形アトリエ」で訪れた。馬川響子学芸員は、31歳で亡くなった三岸好太郎が独自の詩的な世界を描いた作品を残したことや、妻の節子が94歳で亡くなるぎりぎりまで創作を続けたことを紹介した。

 優美なシャコ貝の曲線が特徴の好太郎の「のんびり貝」や海を飛ぶチョウの群れを描いた「海洋を渡る蝶」で、児童は「貝がのんびり寝ている」「いろんなチョウがいる」と目を凝らした。桜を重厚な色彩で描いた節子の「さいたさいたさくらがさいた」では、児童から「アイスクリームのようだ」との感想が聞かれた。呉錦昇(きんしょう)君は「大きな貝殻の形が心に残った」と話した。この後、海の生物の絵を描く体験が行われた。

  24日に孫の講演会

 24日午後2時から、孫の三岸太郎氏(東京・高輪画廊代表取締役)の講演会「2人が出会って100年」が開かれる。定員30人で予約と観覧券が必要となる。17日午後2時から、同市美術館の辻弥生子学芸員によるギャラリートークもある。

 会期は11月7日まで。観覧料は一般900円。18歳以下無料。

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