2年ぶりの熱闘が繰り広げられた金沢市の石川県卯辰山相撲場

個人で準優勝を果たした金沢学院大附の大森

   鳥取城北2連覇

   金沢学院大附の大森、個人で2位

 第105回高校相撲金沢大会(北國新聞社など主催)は10日、金沢市の石川県卯辰山相撲場で全国から55校が出場して行われた。昨年の第104回大会がコロナ禍で戦後初の中止となり、2年ぶりに開催され、団体で地元石川の金沢学院大附が準優勝し、金市工が3位に入った。鳥取城北は2連覇を果たした。個人は手計(てばかり)太希(埼玉栄3年)が優勝し、大森康弘(金沢学院大附3年)が準優勝した。北信越最優秀校賞は金沢学院大附、北信越最優秀選手賞は大森が獲得した。

  金市工3位

 開催時期は例年の5月から変更された。金沢で最高気温29・7度と暑いくらいの秋晴れの中、日本高校スポーツ界最古の歴史を誇る卯辰の土俵は熱気に包まれた。

 団体で石川勢は6校が決勝トーナメントに進んだ。県勢対決となった準決勝は金沢学院大附が金市工を2―1で下した。

 3月の全国選抜大会を制し、13大会ぶりの優勝が期待された金沢学院大附は決勝で、8月のインターハイで優勝した鳥取城北と対戦。先鋒・篠侑磨(ゆうま)(2年)、中堅・松澤魁人(かいと)(3年)は敗れたが、大将・大森が意地の1勝をもぎ取った。高校横綱の落合哲也(3年)を擁する鳥取城北が金沢大会5度目の優勝を成し遂げ、伝統の黒鷲旗をつかんだ。

 予選全勝の45選手で争われた個人決勝トーナメントでは、準決勝で大森と小村玄大(金市工2年)が顔を合わせ、大森が寄り切りで小村を破った。インターハイで準優勝をしている大森は、決勝で手計の引き落としに屈した。

 開会式では、大会長の温井伸北國新聞社社長があいさつ、谷本正憲知事、山野之義金沢市長が激励し、鳥取城北の落合が宣誓した。閉会式では、温井社長から団体入賞校、個人入賞選手に賞典が手渡された。

 大会は新型コロナウイルスの感染防止対策を徹底し、入場は学校関係者に限られた。

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