上位指名が濃厚な独立リーグ熊本の石森投手(球団提供)

ダブル指名が期待される金沢学院大の松井(右)、長谷川両投手=金沢学院大グラウンド

  11日プロ野球ドラフト会議

  長谷川(金沢学院大)も複数球団が候補

  髙田(石川ミリスタ)下位指名か

 プロ野球のドラフト会議が11日午後5時から東京都内で行われる。球団スカウトの情報をまとめると、1~3位の上位候補にリストアップされる石川県勢は、独立リーグ・火の国サラマンダーズ(熊本)の石森大誠(たいせい)投手(23)=宝達志水町出身=と金沢学院大の松井友飛(ともたか)投手(21)=穴水町出身=の2人。同じく金沢学院大の長谷川威展(たけひろ)投手(22)=埼玉県出身=は下位候補に入っている。

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  石森2、3位か

 「石森は独立リーグの左投手ではナンバーワン。2位で狙う球団もありそう。3位で名前は消えるでしょう」と語るのは、セ・リーグのスカウトだ。最速155キロのストレートとフォークは切れ味抜群で、全12球団が獲得の意思を示している。

 押水中から進学した遊学館高では、野手と投手の「二刀流」だった。2015年夏の甲子園で東海大相模戦に4番手で登板。東北公益文科大3年時に投手一本に絞ってから力を伸ばした。今年はリーグ戦で36回⅓で63奪三振という驚異的な数字を残した。

 石森投手は「高校卒業時は138キロしか出なかった。自分でもよく成長できたと思う。個人的にはソフトバンクに興味があるが、指名されればどこでも行く」と運命の瞬間を待つ。

  松井に11球団興味

 最速151キロ右腕・松井投手は、穴水高時代0勝から飛躍。「北陸の大学ナンバーワン投手」と評され、11球団が興味を示している。

 「制球面などが荒削りな分、190センチの体格と伸びしろが魅力。プロで鍛えれば球速150キロ後半はすぐ出る」(パ・リーグスカウト)と将来性を評価する声は多い。ドラフト当日は自身の22歳の誕生日。松井投手は「オリックスが自分に合ってる気がする。楽しみに待ちたい」と話した。

 140キロ台のストレートとスライダーが持ち味のサイドスロー左腕・長谷川投手については「複数球団が4位以下の候補リストに挙げている」(スカウトの一人)ようだ。

 石森投手と同じ遊学館高OBでは、155キロ右腕の小孫竜二投手(24)=鷺宮製作所=と髙田竜星投手(19)=石川ミリオンスターズ=が下位指名か育成枠で候補に挙がっている。

  東出に巨人が関心

 小松大谷高の東出直也捕手(3年)は巨人など複数球団が育成枠でリストアップ。津幡高の森林秀匡投手(3年)は独立リーグ行きを目指し、プロ志望届を提出した。

  主な県勢ドラフト候補

名前    位置  投・打 身長・体重  所属

高校生

東出 直也 捕手  右・右 173・73 小松大谷高
森林 秀匡 投手  右・右 175・78 津幡高

大学生

松井 友飛 投手  右・右 190・86 金沢学院大(穴水高OB)
長谷川威展 投手  左・左 178・81 金沢学院大(花咲徳栄高OB)
阿部 大樹 外野手 右・左 170・74 金沢星稜大(新庄北高OB)

独立リーグ

石森 大誠 投手  左・左 178・78 独立リーグ熊本(遊学館高OB)
髙田 竜星 投手  右・右 175・75 石川ミリオンスターズ(遊学館高OB)

社会人

小孫 竜二 投手  右・右 179・85 鷺宮製作所(遊学館高OB)

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