家計にさらなる逆風 

 経済産業省が6日発表したレギュラーガソリン価格(4日時点)は、富山県内の1リットル当たり平均小売価格が前週比で40銭高い161円10銭に値上がりし、2014年11月以来の高値を更新した。全国平均は1円30銭高い160円ちょうどとなった。値上がりは5週連続。加工食品など幅広い商品でも値上げが相次ぐ中、ガソリン価格上昇は家計へのさらなる逆風となる。

 富山のハイオクガソリンは40銭高い172円20銭。軽油は50銭高い143円20銭となった。

 新型コロナウイルス流行後の世界的な経済回復を背景に原油の需要が増え、価格が上昇傾向にある。ガソリンの小売価格を調査した石油情報センターによると、8月下旬に米国に上陸した大型ハリケーンの影響による供給懸念も重なり、今週は値上がりした。

 直近では石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の産油国が追加の増産を見送り、5日のニューヨーク原油先物相場で指標の米国産標準油種(WTI)が約7年ぶりの高値となった。小売価格に転嫁されるまで一定の時間がかかるものの、来週以降もガソリン価格の上昇が続く可能性がある。

 地域別では43都道府県で値上がりした。横ばい、値下がりが各2県だった。

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