皇室に献上する球根を箱に収める市職員=砺波市大門の県花卉球根農協

 砺波市が天皇、皇后両陛下や各宮家に献上するチューリップ球根の箱詰め式は6日、同市大門の県花卉(かき)球根農協で行われた。68回目となった今年は、富山オリジナル品種の「黄小町(きこまち)」「とやまレッド」「白雲(はくうん)」の3品種を含む6品種4500個を献上する。

 5月の県チューリップほ場品評会で、上位入賞した2事業所、4人の球根が献上される。農林水産大臣賞を受賞した株式会社清都(高岡市)の「オレンジファンアイク」、北陸農政局長賞の農事組合法人目川(入善町)の「黄小町」をはじめ、高島宗雄さん(魚津市)の「とやまレッド」、城宝清幸さん(南砺市)の「スプリングサプライズ」、梅次勲さん(滑川市)の「白雲」、吉岡公成さん(砺波市)の「シルバークラウド」が用意された。

 天皇皇后両陛下、上皇ご夫妻にそれぞれ1千個、秋篠宮さま、常陸宮さま、三笠宮妃百合子さま、寛仁親王妃信子さま、高円宮妃久子さまに500個ずつが献上される。

 箱詰め式では、市の女性職員2人が袋に入った球根を丁寧に箱に収めた。県花卉球根農協によると、今年の生産者は昨年より5人減の55人となったが、好天に恵まれて単収が増え、出荷量は昨年並みの1353万個だった。

 県花卉球根農協の石田智久組合長は「今年は豊作で、献上品種も4月下旬に美しい花を咲かせる」と期待を込めた。例年は夏野修市長が宮内庁に直接届けているが、昨年はコロナ禍で発送し、今年も同庁と調整する。球根感謝祭も行われ、夏野修市長、埜村丈雄市球根組合長ら5人が豊作に感謝した。

 8日から球根まつりで販売

 球根6品種は8~10日にチューリップ四季彩館で開かれる「球根まつり」(富山新聞社後援)で販売される。

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