陽光を受けて輝く雲海=27日午前8時20分、石川、岐阜県境の三方岩岳山頂付近から

紅葉が始まった三方岩岳の登山道

 白山市と岐阜県白川村を結ぶ白山白川郷ホワイトロードが、雲海シーズンを迎えた。石川、岐阜県境の三方岩岳(1736メートル)頂上付近に立つと、陽光を受けて輝く雲海が、荘厳な風景をつくりだしていた。25日からゲートの開通時間を1時間早める「秋のモーニングタイム」も始まり、2年ぶりの全線開通で迎える本格的な行楽シーズンを前に、関係者らは大きな期待を寄せている。

 27日朝、山頂付近から白川郷上空にかかる真っ白な雲が見渡せた。雲海は日中と早朝の気温差が大きい9~11月、風がない晴れた日に発生する確率が高く、秋の風物詩として知られている。

 山頂付近では紅葉も始まり、徐々に色づき始めた山の景色を楽しむ登山客の姿が見られた。白山林道石川管理事務所によると、紅葉のピークは例年並みの10月中ごろとみられる。

 ホワイトロードは10月24日まで、ゲートの開通時間を1時間早め、午前7時から午後5時まで通行可能となる。管理事務所の平田昭生所長は「今年は雲海が多く見られそうだ。10月以降の集客に期待したい」と話した。

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