麦屋節を練習する生徒=南砺市利賀村の複合教育施設アーパス

 4月から南砺市利賀地域で山村留学している小中学生9人が、10月23日に行われる利賀小、中学校の合同学習発表会「金剛祭」に向け、郷土民謡「麦屋節」「古大臣」の踊りの練習に励んでいる。留学生の初参加によって出演者が増えて活気も生まれており、児童生徒は「本番までにさらに上達したい」と意気込んでいる。

 金剛祭は複合教育施設アーパスで行われ、小学4~6年生9人が麦屋節、中学1~3年生11人が麦屋節と古大臣を披露する。利賀村むぎや節保存会の野村哲二会長らが協力している。

 利賀中では6月から夏休みを除き毎月3~4回の練習が行われ、留学生4人が地元生徒7人と踊りを合わせている。27日の麦屋節の練習では、曲に合わせて笠(かさ)を1回転半させたり、笠を手に片足を上げたりする動作を上手にこなした。発表会では紋付き袴(はかま)、着物、法被の衣装で舞台に上がる。

 川崎市出身の菅間哲平さん(1年)は「足の運び方や笠の回転など完璧な動作を覚えたい」と意欲を示した。京都市出身で富山市に自宅がある金井有生(ゆうき)さん(2年)も「郷土民謡を地元の人に教えてもらう経験は初めてで楽しい。頑張った成果を披露したい」と力を込めた。

 利賀小でも27日から踊りの練習が始まった。出演する児童9人のうち5人を留学生が占めている。

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