熊野本宮大社の本殿前に置かれた大だるに「一番湯」を注ぐ温泉宿泊施設の代表者=25日午前、和歌山県田辺市

 和歌山県田辺市の世界遺産・熊野本宮大社で25日、神前に温泉を供え、自然の恵みに感謝し温泉郷の発展を願う「献湯祭」が行われた。熊野本宮温泉郷の宿泊施設18軒の代表者らが泉源からくんだ「一番湯」を本殿前の大だるに注ぎ、新型コロナウイルス禍で打撃を受けた温泉郷の再生を祈った。

 温泉郷には湯の峰、川湯、渡瀬の三つの温泉がある。熊野詣での際に身を清める「湯ごり」場で世界遺産に登録された「つぼ湯」や、川底から湧く温泉を利用し冬だけオープンする無料の大露天風呂「仙人風呂」で知られる。

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