金沢市の新型コロナワクチン集団接種で希釈用の生理食塩水のみを誤って接種した問題で、生理食塩水の接種者を特定するための抗体検査が19日、市役所第2本庁舎で始まった。誤接種があった2日に接種を受けた約300人を対象に検査し、一定の抗体値を下回った人が希望すれば、ワクチンを再接種する。

 誤接種は、2日に市役所第2本庁舎で行われた集団接種終了後、未使用のワクチン原液1瓶が見つかり、判明した。1瓶で7人分接種できるため、最大7人が生理食塩水のみを接種したとみられる。抗体検査は20日も実施する。

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