8カ月遅れで晴れの門出を迎えた新成人=射水市高周波文化ホール

会場近くに設置された抗原検査の受け付けコーナー

 1月の開催予定から2度延期となっていた射水市の成人式が18日、市高周波文化ホールで行われた。新型コロナウイルスの感染が市内外で続く中、昨年度の新成人443人が抗原検査を受けて式典に臨み、8カ月遅く大人としての自覚を新たにした。

 市教委によると、新成人の出席率は46・1%で、割合、人数とも過去最少になり、736人が出席した昨年1月の76・0%を大きく下回った。大雪のため、1月10日から大型連休中の5月4日に延期され、新型コロナの感染拡大で9月に再び延期となった影響とみられる。

 市教委は新型コロナ対策として、式典を午前と午後の2部制に変更するとともに、出席予定者の385人に抗原検査キットを送って朝の結果報告を求めた。式典の会場近くにも抗原検査コーナーを設置し、101人の利用者を含む出席者全員が陰性だった。

 夏野元志市長は「ポストコロナの時代に射水市が力強く発展していけるように新しい時代をつくっていく役割をお願いしたい」とあいさつし、石黒善隆市議会議長が祝辞を贈った。射北中出身の隅谷海里さん(午前)と新湊南部中出身の月安里奈さん(午後)は「射水市を誇りに思い、元気で笑顔があふれる街になるよう貢献していく」などと誓いの言葉を述べた。

 市民憲章を朗読した大門中出身の会社員四十住剣都さん(21)は「成人式を心待ちにしていた。開催に感謝しており、式後に大勢で集まることは控えたい」と話した。

無断転載・複製を禁じます