完成した人文字=平米小(同校提供)

整列して人文字を形作る児童

  ドローンで記念撮影

  グラウンドに100人並ぶ

 来年3月末で閉校し、定塚(じょうづか)小と統合して「高陵(こうりょう)小」となる平米(ひらまい)小で、ドローン(小型無人機)を使った記念写真の撮影が行われた。全校児童や教職員約100人がグラウンドに並び、人文字を形作った。児童は学び舎(や)に感謝の気持ちを込め、生涯の思い出となる写真に納まった。

 晴天に恵まれた今月6日、グラウンドに白線で「平米」「2021」の文字や鳳凰を表した校章が描かれ、児童や教職員は白帽をかぶり、白線上に並んで人文字を作った。

 航空写真会社のカメラマンがグラウンド上空にドローンを飛ばして撮影した。児童は空を見上げてドローンの行方を追い、歓声を上げながら撮影の様子を見守った。

 撮影した写真は来年5月ごろに発刊予定の閉校記念誌に掲載される。

 6年生の松本暖生(はるき)さん(12)は「大切な思い出として残る写真が撮れて良かった。6年間過ごした校舎だから、閉校しても何かは残ってほしい」と話した。

 岡峯凜乃(りんの)さん(12)は「全校児童で写真を撮ったのは初めてで、閉校を実感した。大人になったら写真を見ていろんなことを思い返すと思う」と話した。

 高岡御車山祭の舞台であり、高岡の中心として栄えた山町筋に近い平米小は、1912(明治45)年に開校し、2012年に創校100周年を迎えた。

 鳳凰(おおとり)をデザインした校章には児童に「正しい心」「やさしい心」「雄々しい心」をもって飛び立ってほしいとの願いが込められている。鳳凰は、高岡の地名由来となった中国の古い詩の一節「鳳凰鳴けり かの高き岡に」にも登場し、平米小では校章に込められた願いを校訓としている。

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