台風接近を警戒し、船の係留ロープを締め直す漁師=富山市の岩瀬漁港

 台風14号は18日、西日本から東日本へ進むとみられる。富山地方気象台によると、予想進路が南寄りになり、富山県への影響は弱まるとみられるが、日本海に発生する低気圧や前線の影響を受ける見込み。同気象台は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水、落雷、突風に注意を呼び掛ける。県内の農業、漁業関係者は17日、台風接近に備えた。

 18日の県内は、1時間降水量が多い所で25ミリ、同日午後6時までの24時間降水量が多い所で80ミリ、海上で最大風速12メートル(最大瞬間風速25メートル)、波の高さ1・5メートルが予想される。

 とやま市漁協岩瀬支所は18日に予定していたシロエビ漁を中止し、岩瀬漁港では17日、船の係留ロープを締め直す漁師の姿が見られた。高岡市の農事組合法人北陸営農組合は富山米「富(ふ)富富(ふふ)」の収穫を前倒し、14日までに終えた。コシヒカリや飼料米は19日から収穫を計画しており、島崎直樹組合長は「稲が倒伏すると品質の低下が心配だ。被害が最小限で収まるよう祈りたい」と気をもんだ。

 JR西日本金沢支社は18日、特急サンダーバードの始発から上り6本、下り10本を迂回運転し、20~40分の遅れを予想する。

 高岡市消防本部によると、17日午後5時50分ごろ、高岡市大野の80代男性が熱中症の疑いで市内の病院に搬送された。

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