通勤する人たち

 【ジュネーブ共同】国連専門機関の世界保健機関(WHO)と国際労働機関(ILO)は17日、労働による傷病が元で、2016年に世界で190万人が死亡したとの推計を公表した。死亡の危険性を高める最大の要因は週55時間以上の長時間労働で、約4割に相当する75万人の死亡に影響したと指摘した。

 労働に起因する死者の総数は、00年比で10%増加。長時間労働が影響したとみられる死因のうち、脳卒中は同19%増、虚血性心疾患は同42%増だった。

 長時間労働に次いで危険な要因は、職場で粒子状物質(PM)や煙などにさらされることで、24%に当たる45万人の死亡例と関連がある。

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