県議会9月定例会は16日、本会議を再開し、5氏が一般質問した。堀口正農林水産部長は10月1日から2カ月間、富山米新品種「富富富(ふふふ)」の新米を使ったますずしを北陸新幹線で毎日輸送し、東京、新宿、大宮の3駅で販売する事業を新たに始めるとした。新幹線の速達性を生かして富山の食の魅力をPRする。薮田栄治氏(自民)の質問に答えた。

【関連記事 連休後の指標見て判断】

 ますのすし製造販売「源」(富山市)との官民連携の取り組みとなる。同社は、富富富が市場デビューした2018年、新品種を応援しようと富富富を使った商品を開発。県の働き掛けに応じて復活させた「特選ますのすし 富富富」(税込2千円)を計3千個輸送し、3駅の駅弁店で販売する。富富富の魅力PRのため、富山、石川両県の同社店舗などでも販売する。

 従来の輸送方法では商品が店頭に並ぶのは製造日の翌日だった。北陸新幹線を活用することで朝作った製品を、その日のうちに提供し、富山に来なければ味わえない出来たてを味わえる。駅弁店では富富富のPRも行われる予定だ。

 堀口部長は北陸新幹線での輸送は現在、商品を積み込む場所が金沢駅となっており、朝どれの富山湾の鮮魚を、その日のうちに北陸新幹線で東京に輸送するモデル事業と合わせて、富山駅で積載できないかJR側と協議を進める考えを示した。

無断転載・複製を禁じます