富山県は15日、県内で新たに22人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。治療中の患者2人が14日に死亡したことも明らかにした。累計の死者数は48人、感染者数は4712人となった。

 新たに感染したのは富山、射水、砺波の各市の20代~90歳以上の男女。年代別では20、30、80代、90歳以上が各4人、50、60代が各2人、40、70代が各1人と続いた。

 富山市内の介護老人福祉施設で、15日までに11人の感染が分かり、同市は市内36例目、県内56例目のクラスター(感染者集団)に認定した。感染者は入所者10人と職員1人で、全員が同じフロアで生活していた。

 県内で入院中の患者は98人(前日比6人減)で、うち重症は5人(同3人減)。宿泊療養施設入所者は11人(同7人減)、自宅療養や入院調整中は77人(44人減)となった。

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