郷家さんの作品「ZIGZAG格子」に見入る来場者=南砺市立福光美術館

  富山、石川の作家も出展 

 「Art Quilt(アート キルト)2021 郷家(ごうけ)啓子のキルトの道&北陸のキルトリーダーたち」(南砺市、市立福光美術館主催、富山新聞社、北國新聞社共催)は13日、同館で開幕した。国内外で評価の高い郷家さん(仙台市)を中心にした作品展で、富山、石川両県の作家も意欲作を並べ、創作の喜びが伝わる多彩なキルトが来場者を魅了した。

 キルト制作を独学で始めて50年になる郷家さんの作品31点を含め、計56点が展示された。郷家さんの代表作の一つである「ZIGZAG(ジグザグ)格子」は188センチ四方の大きさで、明るく鮮やかな色使いが楽しい。「人見知りの私を変えてくれた」というキルトの魅力を訴えかける。

 東日本大震災に被災した思いを込めた作品「みんなのこころに花束を」のⅠとⅡの2点には、心を痛める人に癒やしと希望を与えたいという思いがにじむ。大小の紙風船のように縫い合わせた大作「バルーン」も来場者の目を引いた。

 北陸からは富山県15人、石川県7人の作家が出品しており、南砺市福野児童センター「アルカス」と志貴野高生活文化科、氷見高家庭クラブが賛助出品した。

 観覧料は一般800円、高校生・大学生210円、中学生以下は無料となっている。10月31日まで。

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