石川県は13日、県内で新たに新型コロナウイルス感染者15人を確認し、スポーツ活動と福祉施設で2件のクラスター(感染者集団)が発生したと発表した。クラスターの発生は通算107件目で、9月に入り6件目となる。累計の感染者は7624人となった。

 新たに感染したのは、金沢、小松、野々市、中能登町の10歳未満~60代の男女。

 既に公表されている感染者のうち、加賀市の小学生5人と、50代男性、その同居者ら計10人は、スポーツ活動の関係者。これまでの疫学的調査の結果、県はスポーツ活動2例目のクラスターと認定した。県によると、学校外で行われた子どもを対象としたスポーツ活動で、運動中に感染が広まったとみられる。

 さらに感染者のうち、金沢市の40代~90歳以上の男女6人は、高齢者入所施設の職員と利用者。これまでの疫学的調査の結果、県は福祉施設13例目のクラスターとの認識を示している。県によると、施設では検温や消毒などの感染対策は取られていたが、利用者は必ずしもマスク着用が徹底されておらず、集まって食事をする場面もあった。利用者のほとんどが2回のワクチンを接種していたという。

 新規感染者のうち、既に公表されているクラスター関係では、従業員寮の会食関係で新たに1人の陽性を確認。感染者の濃厚接触者または接触者が8人で、残る6人の感染経路が分かっていない。

 県内では13日午前10時までに、122件の検査結果が報告された。

 県内で治療中の患者は266人(前日比7人減)で、うち重症者は前日と同じ3人となっている。 

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