見頃を迎えたミズアオイ=小松市の木場潟公園南園地

 小松市の木場潟公園南園地の花菖蒲(はなしょうぶ)園で群生する希少な水草「ミズアオイ」約300株が10日までに、見頃を迎えた。地元住民などでつくる木場潟再生プロジェクトによると、群生地の復活へ本格的に動きだした2017年以降では最大の数となり、訪れた人が水面(みなも)に広がる青紫色の花を楽しんでいる。

 ミズアオイは国の準絶滅危惧種と県の絶滅危惧Ⅰ類に指定されている。夏から秋にかけて1株に約10~20の花を咲かせる。

 同プロジェクトによると、かつては木場潟周辺で盛んに見られたが、約30年前から数を減らしていた。メンバーが木場小横のビオトープで育てた苗を花菖蒲園に移すなどして世話を続けている。

 花は今月下旬まで楽しめる見込み。同プロジェクト動植物リーダーの藤田勝男さん(80)は「今後は西園地や中央園地などにも群生を拡大したい」と話した。

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