石川県は6日、園児~70代の17人が新型コロナウイルスに感染し、金沢市片町地区の接待を伴う飲食店2店でクラスター(感染者集団)が発生したと発表した。県によると、2店はいずれもまん延防止等重点措置に伴う営業時間短縮要請に応じず酒類を提供していたとみられる。うち1店は、県が時短命令を出し、店名を公表していた。感染者の累計は7451人。

 2店はいずれもキャバクラとみられる。県によると、店名を公表されていた店は2~5日に従業員5人の感染が判明。マスクではなくマウスシールドを着用して接客していたという。

 店名公表されていない飲食店は8月28日~9月6日に従業員6人の陽性が確認された。控室で従業員らがマスクを外して会話、喫煙するなどしていた。県は営業実態を確認し、必要があればあらためて時短を要請する。

 新規感染者が20人未満になるのは7月13日以来、55日ぶりとなる。新規感染者17人のうち、経路不明者は7人で、内灘町の70代女性が中等症だった。10代以下は2人だった。自宅療養は22人減の185人で、55人が退院、療養を終えた。

 県指標では、直近1週間の新規感染者が240人、感染経路不明者が93人といずれも下がった。病床使用率は37・7%(164人)、重症病床使用率は10・3%(4人)で前日から変化はない。

  ステージ引き下げ 知事「様子見が必要」

 県指標がいずれもステージ3相当以下となり、県内の感染状況を示す判断基準のステージを引き下げるかどうかについて、谷本正憲知事は、「もうしばらく様子を見ないと評価できない。この状況が続けば、本部会議を開いて決める」と話した。6日、県庁で記者団に答えた。

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