氷の塊や粒に覆われた路面=南砺市福野市民センター(同市提供)

局地的な荒天で降ったひょう(片山さん提供)

 6日の富山県内は寒気を伴った気圧の谷が通過した影響で大気の状態が不安定となり、県西部などで一時、荒天に見舞われた。南砺市によると、午前11時10分ごろ、福野地域を中心にひょうが降り、農作物被害などが確認された。富山地方気象台は同市と小矢部市に一時、大雨警報、土砂災害警戒情報を出した。

 南砺市では、特産のサトイモ畑で、ひょうが大きく生育した葉を突き破ったほか、複数の民家の窓ガラスが割れる被害も出た。

 福野地域の中心街にある酒販店「お酒とギフト かたやま」の店主片山明さん(55)は「ひょうがすごい音を立てて店に当たった。風もひどく、とても外に出られる状態じゃなかった。小石ぐらいの大きさの塊もあった」と振り返った。

 気象庁や富山地方気象台によると、ひょうは積乱雲から降る直径5ミリ以上の氷塊で、南砺市などの上空には発達した積乱雲が通過したという。

  強風で城端線遅れ

 JR城端線は午前11時10分ごろに吹いた強風の影響で、高岡―城端駅間の一部列車に最大25分の遅れが出た。北陸新幹線は午前8時半ごろ、上越妙高―糸魚川駅間で落雷による停電が発生し、金沢着の「はくたか」1本が約10分遅れた。

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