石川、新たに17人感染

 石川県は6日、県内で新たに新型コロナウイルス感染者17人を確認し、金沢市片町地区で酒類を提供し、接待を伴う飲食店で2件のクラスター(感染者集団)が発生したと発表した。県によると、2店は、まん延防止等重点措置に伴う営業時間の短縮に応じず、通常通りに酒類を提供して営業しており、うち1店は県の時短命令にも応じず、店名が公表されていた。クラスターの発生は通算104件目で、9月に入り3件目となる。

 1日当たりの新規感染者数が20人を下回るのは、16人だった7月13日以来となる。感染者は累計で7451人となった。

 新たに感染したのは、金沢、白山、小松、加賀、かほく、内灘の各市町在住の10歳未満~70代の男女。

 新規感染者のうち、かほく市の20代女性は、金沢市片町地区で酒類を提供し、接待を伴う飲食店の従業員。既に感染が判明している従業員5人と合わせ、感染者が6人となり、県は飲食店24例目のクラスターと認定した。県によると、店内ではマスク着用や、手指消毒などの感染対策は取っていたが、従業員がバックヤードでマスクを外して喫煙や会話をする場面があったという。

 さらに、金沢市片町地区の別の酒類を提供し、接待を伴う飲食店は、県の時短命令に従わずに通常通りに営業していた。疫学的調査などから従業員5人の感染が判明し、県は飲食店25例目のクラスターとの認識を示している。県によると、従業員はマウスシールドをしただけで、感染対策は不十分だったという。 

 県は今後、両店の従業員や、利用客の検査を順次進める予定にしている。

 このほか、感染者の濃厚接触者または接触者が9人で、残る7人の感染経路が分かっていない。

 6日現在、県内の療養者は447人(前日比38人減)で、うち重症者は前日と同じ4人となった。

 県内では6日午前10時までに、105件の検査結果が報告された。

無断転載・複製を禁じます