金沢市は3日、新型コロナワクチンの集団接種で、ワクチンが含まれていない希釈用の生理食塩水を誤って最大7人に接種したと発表した。健康への影響はない。接種者を特定できておらず、接種した64歳以下の297人を対象に抗体検査を行い、一定の抗体値を下回った人が希望すれば、再接種する。

 市によると、2日午後2時半~5時半、市役所第2本庁舎の接種会場で297人への2回目接種終了後、未使用のワクチン原液1瓶が見つかり、ミスが判明した。

 看護師が使い切った後のワクチンの瓶に食塩水を入れて、接種用の注射器を準備したとみられる。看護師4人で準備作業を担当していた。ワクチンはファイザー製で、1瓶で7人分接種できる。

 市は対象者全員に連絡し、19、20日に市役所第2本庁舎で抗体検査を実施する。相談ダイヤル=076(220)2553=を開設した。

 市役所で会見した山野之義市長は「297人に心配を掛け、深くおわび申し上げる」と陳謝した。

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