石川県内で7月に新型コロナウイルスに感染した1173人のうち、76・3%の895人がワクチン未接種だったことが23日、県のまとめで分かった。1回以上接種での感染は117人(9・9%)、感染判明の2週間以上前に2回目を接種していた「ブレークスルー感染」は11人(0・9%)にとどまった。県はワクチンの効果が明らかだとし、感染拡大を防ぐため、接種を推進する。

 1回接種での感染は94人(8・0%)、2回接種は23人(1・9%)。ブレークスルー感染11人のうち、無症状2人、軽症8人、中等症1人で重症はゼロ。

 厚生労働省によると、ワクチンの発症予防効果はファイザー製約95%、モデルナ製約94%、アストラゼネカ製約70%で、2回接種しても完全に感染を防ぐことはできないとしている。

  30代以下が6割

 県によると、感染の流行「第5波」とされる7月~今月19日までの感染者2616人のうち、30代以下は1565人と59・8%だった。昨年2月~今年6月の43・3%(1704人)から割合が増えた。

 60代以上では、昨年2月~今年6月は30・8%(1213人)を占めたのに対し、第5波では8・6%(225人)。症状別でも、中等症は昨年2月~今年6月の10・2%(401人)から、第5波は3・4%(91人)と大幅に減少しており、県はワクチン接種の効果とみている。

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