富山県は20日、県内で新たに10歳未満~80代の男女117人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。新規感染者数が100人を超えるのは3日連続で、県内の治療、療養中の患者は883人となった。うち235人が入院中で、重症者は前日から1人増えて11人となった。累計の感染者は3499人。

 新規感染者の居住地は富山市が55人と最多で、埼玉県から帰省中の1人を加えると56人。高岡市21人、射水市12人、魚津市、上市町各5人、黒部市4人、南砺市、立山町各3人、砺波、滑川市、入善町、舟橋村各2人。

 年代別では20代が43人と最も多く、30代26人、40代19人、50代11人で、10歳未満と10代が各6人。60代4人、70、80代各1人だった。3人が中等症、残りは軽症や無症状となっている。既に感染した人の濃厚接触者や接触者が53人で、感染経路不明は60人。残りは石川県や京都府など県外との往来があった。

 感染力の強いデルタ株の疑いのある変異株は県内の感染者59人から新たに確認された。

  上市町職員1人感染

 上市町は20日、40代女性職員が新型コロナウイルスに感染したと発表した。職員は既に家族が感染し、13日から出勤していない。窓口業務などを担当していたが、マスク着用やアクリル板設置などの対策をしており、濃厚接触者は家族のほかにいない。町は通常通り業務を行う。

  県立大生2人も

 富山県立大は20日、工学部の大学院生1人と工学部の学生1人の感染を公表した。学内に濃厚接触者はいない。同大は県の警戒レベル引き上げに伴い、16日から構内への学生の立ち入りを禁止している。

  富山年金事務所1人

 日本年金機構は20日、富山市の富山年金事務所と街角の年金相談センター富山で業務に当たる40代女性相談員の感染を発表した。両施設は一時的に閉鎖したが、職員や利用者に濃厚接触者がいないことを確認し、同日中に業務を再開した。

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