石川県は6日、県内で新たに新型コロナウイルス感染者78人を確認し、県内の子どもが利用する福祉施設でクラスター(感染者集団)が発生したと発表した。クラスターは8月に入り4例目、通算87例目となる。

 新たに感染したのは、金沢、白山、小松、能美、野々市、七尾、かほく、内灘、志賀、能登の各市町在住の10歳未満~90歳以上の男女。

 新規感染者のうち、金沢市の10歳未満と10代の小学生男児2人は福祉施設に通っている。この施設で既に感染が判明している小学生3人と合わせると、感染者が5人となり、県は福祉施設11例目のクラスターと認定した。

 県によると、施設では検温や手指消毒、マスク着用、定期的な換気などの感染対策は取られていたが、子どもでマスクの着用を徹底せずに身体的な接触が避けられなかった場面もあることなどから、県は施設内で感染が広まったとみている。子ども約20人が施設を利用しているという。

 既に判明しているクラスター関係では、陸上自衛隊金沢駐屯地関係で5人、かほく市の福祉施設「かほくの郷」関係で2人、金沢市中央卸売市場関係で1人の陽性が判明。既に感染が判明している3人も新たに同駐屯地関係と分かり、感染者は計18人となった。このほか、感染者の濃厚接触者または接触者が38人で、残る30人の感染経路が分かっていない。

 県内では6日午前10時までに、691件の検査結果が新たに報告された。

 県内の感染者は累計で5595人となった。県内の療養者921人(前日比10人減)で、うち重症者は前日と同じ8人となっている。療養状況では自宅療養が309人(前日比49人増)と最も多く、最多を更新。入院が226人(同15人減)、宿泊療養が133人(同9人減)などとなっている。

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