富山県は6日、県内で新たに新型コロナウイルス感染者64人を確認したと発表した。1日当たりでは過去最多の5月23日と同じ新規感染者数となった。感染者の累計は2488人。2件の新規クラスター(感染者集団)が発生した。

 富山市内の会社で同僚7人の感染が判明し、市内25例目、県内35例目のクラスターとなった。市保健所によると、7人は20~60代の男女で、ほとんどが同じフロアで勤務。従業員が昼食などのために利用していた約50平方㍍の休憩室では、エアコンが稼働していたが、換気はされておらず、保健所は休憩室を中心に感染が広がった可能性が高いとみている。7人のうち、6人は軽症で、1人は無症状。会社は5日から休業している。

 また、富山県は新規感染者のうち、高岡、砺波市の30代男性7人が、7月30日夜に計15人のグループで高岡市内の飲食店2軒を利用していたと明らかにした。グループのうち別の3人も5日までに感染が判明しており、県内36例目のクラスターとなった。県によると、15人は知人同士で、5人は検査で陰性だった。1軒目の店舗は酒類を提供する飲食店、2軒目はスナックで、グループは同店でカラオケをしていた。スナックの従業員はマスクをしていなかったという。

 新たに感染した64人は10歳未満~60代の男女で、症状は中等症1人、軽症60人、無症状3人となっている。

 6日午前10時現在、県内で入院中の患者は135人で、うち重症者は4人となっている。ゲノム解析の結果、インド由来で感染力の強いデルタ株が新たに8人確認され、計19人となった。また、デルタ株の疑いがある変異株が新たに6人から確認された。

 

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