石川県は5日、73人が新型コロナウイルスに感染し、金沢市中央卸売市場でクラスター(感染者集団)が発生したと発表した。県内の感染者は5517人、クラスターが86例となった。

 同市場では、7月末から従業員や同居者の感染が相次ぎ、5日は新たに10人の陽性が分かり、累計は26人に増えた。県によると、休憩所や喫煙室では、複数人でマスクを外して飲み物を飲んだり、喫煙しながら話したりする機会があり、感染拡大につながったとみられる。

 5日発表の陽性者73人のうち、クラスターを除く濃厚接触者と接触者は34人、感染経路不明は29人。中等症が3人で、残りは軽症か無症状となっている。年代別では20代は19人、30代は13人、10代は11人。60代以上は4人で、全体の約5%にとどまる。

 県の指標では、直近1週間の新規感染者数が613人、感染経路不明者数が276人で、いずれも前日から減少し、病床使用率は前日の54・0%から55・4%に悪化した。重症者は8人で前日から変動はない。

 5日、金沢市教委は市立学校3校で子ども4人、白山市は市立学校2校で子ども2人の感染が判明したとそれぞれ発表した。

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