川井友香子選手の金メダル獲得を祝福する懸垂幕(左)=津幡町役場

 地元津幡 スポーツ栄誉賞の方針

 東京五輪のレスリング女子で姉妹そろって金メダルを獲得した川井梨紗子選手(26)、友香子選手(23)の地元津幡町では5日、快挙を祝福する輪が広がった。町民は興奮冷めやらぬ様子を見せ、町役場には先にメダリストとなった友香子選手を祝う懸垂幕がお目見えし、町総合体育館には活躍を報じる本紙が掲示された。矢田富郎町長は姉妹に町のスポーツ関係の表彰では最高賞となる町スポーツ栄誉賞を授与する方針を示した。

【本記 梨紗子連覇 川井姉妹そろって金 レスリング女子57キロ級、津幡町出身】

 懸垂幕は縦7メートル、横76センチで、町役場福祉センター棟の壁面に掲げられた。幕は友香子選手の名前に加え、金メダルを模して金色の円の中に白文字で「金」と記された。午後に行った掲揚作業では矢田町長や職員が集まり、拍手を送った。

 さらに町役場の正面入り口の柱などには、友香子選手の名前の左右に「祝」「金メダル獲得おめでとう」と赤色で記した貼り紙を掲示した。町文化会館シグナスなどでも祝意を伝える紙を張り出した。

 町総合体育館では、指定管理者である町体育協会の職員が友香子選手の快挙を報じる本紙朝刊を2階の掲示板に貼った。

 川井姉妹の母校である太白台(おおしろだい)小では、2階の窓に貼っていた2人の名前のそばに「おめでとう」「姉妹でメダル」と書いた紙を貼り付けた。櫻井正浩校長(58)は「目標に向かって努力し、やり切ることは素晴らしい」とたたえた。

 姉妹がベルギーワッフルをよく食べに訪れる「もみの木カフェ」(同町清水)の木下登希世社長(41)は「姉妹2人を祝福する新商品を考えたい」と笑顔を見せた。

 矢田町長は北國新聞社の取材に対し、川井姉妹に町スポーツ栄誉賞を贈る意向を示した。後日、表彰者等選考委員会を開いて正式に決定する。

 同賞は5年前のリオデジャネイロ五輪で梨紗子選手が金メダルに輝いた際に設けられた賞で、町表彰条例の施行規則では五輪やパラリンピックで3位以内に入ると対象となる。これまでの受賞者は梨紗子選手のみとなっている。

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