石川県は4日、乳児~80代の118人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。1日当たりの感染者数では7月28日の119人に次いで過去2番目に多い。感染経路不明者は54人で、重症者が2人増えて計8人となり、県指標はステージ3相当に悪化した。累計は5444人。

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 県指標では直近1週間当たりの新規感染者数が633人、感染経路不明者数が307人に減少し、病床使用率は54・0%に上がった。重症病床使用率は20・5%で、20%を超えるのは6月7日以来。春に感染が広がった際のピークは5月14日の48・6%(17人)だった。

 クラスター(感染者集団)関係では、金沢競馬場の騎手1人、小規模多機能型居宅介護施設「かほくの郷」(かほく市)の利用者ら2人、金沢市外の飲食店の客ら2人の陽性をそれぞれ確認した。

 118人のうち中等症は3人で、年代別では20代が最多の25人、60代以上は11人だった。実際に運用する病床349床の使用率は67・3%で、治療中の患者は911人となった。

 県と県教委は4日、県民文化スポーツ部の50代男性職員、伏見、県工、向陽など5高校の生徒5人が感染したと発表した。伏見、県工、向陽の3高校は校内の消毒のため、5日を立ち入り禁止とする。

  金沢市中央市場でクラスター可能性

 金沢市中央卸売市場は4日、場内に店舗を構える複数事業者の従業員計5人が新型コロナに感染したと発表した。同日分の県発表には含まれない。

 同市場では7月30日から6日連続で関係者の陽性が判明し、累計は14人となった。計5人以上の感染が確認された事業者があり、市保健所は「今後、クラスターに認定される可能性がある」との見方を示した。

 同市ではこのほか、それぞれ別の市立学校に通う子ども計4人、いずれも認定子ども園の正美保育園(二口町)とニコニコ保育園(松村2丁目)の園児各1人の感染が分かった。

 加賀市教委は4日、市内小学校の児童1人が感染したと発表した。同日の県発表分には含まれていない。金沢工大は学生1人の感染を発表した。

  志賀原発1人感染

 北陸電力は4日、志賀原発で働く協力会社の社員1人の感染を発表した。濃厚接触の可能性がある別の社員を自宅待機とした。

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